夢の舞台

最終回。たどころ晋也が「紅白うたの祭典」に出場を果たしたそのとき、主演映画「リ・ターン」が作品賞にノミネートされた遼は、シンガポール世界映画祭に出席していた。

映画祭の会場として使われたのは、群馬県太田市にある瀟洒な結婚式場「ロイヤルチェスター太田」。

ここを訪れたのは全くの偶然。

ゴロー(稲垣ではなく、野口・笑)のコンサートで訪れた太田市街を車で走っているとき、信号待ちでふと横を見ると、「びっくりドンキー」の駐車場の向こうに見覚えのある建物が。

そういえば確か、あのシーンは町田くんの故郷である群馬で撮影したと言っていたし、そのときに調べもしたけれど、どう考えてもそこまで行くことがあるとは思えなかったので、すっかり忘れていたのだった。

信号待ちがなければ、たまたま横を見なければ、気づきもしなかった。これってすごいなと自分に感心しながら「びっくりドンキー」の駐車場に車を置いて、写真を撮った。

ドラマではシンガポール感を出すために、街灯のあたりに「マーライオン」を置いていた。

そして、何度も言うけれど、この右側はシンガポールの街並みでも海辺でもなく、「びっくりドンキー」(笑)。

日曜日だったけれど、幸い結婚式の最中だったのか誰もいなかった。

こんな偶然で、今回はドラマの場面チェックができなかったので、とりあえずだいたいで写真を撮ってきた。

人々に迎えられた正面玄関。夢にまで見たレッドカーペットに一歩を踏み出し、歩いていく遼。

そして受賞スピーチ。

「この作品の監督、プロデューサー、共演者の藤堂さん。そして関係者の方々に、感謝の意を表します。この映画は…。」

「僕が今、ここにいられるのは、ひとりの女性のおかげです。彼女は、僕のマネージャーで、僕を見つけてくれた恩人でもありました。」

「今日いただいたこの賞を、遠い日本にいる、その人に捧げたいと思います。」

「沢渡一子さん。僕はあなたを、ひとりの女性として、愛しています。」

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